泳いで沖縄本島1周 6日目 今帰仁村今泊-名護市屋我地島 13km

6時半に起床して、食事だのテント撤収だので8時に出発し、今帰仁村の海を進む。水が透明だ。リーフ際のサンゴの状態もいい。テーブル状のサンゴが良く育って、場所によっては海底を埋め尽くしている。スズメダイ類もごっそりいる。ウミガメも一杯いる。アオウミガメ(一番よく見る)、タイマイ(甲羅の縁がギザギザ)、あんまり見ないアカウミガメ(頭がデカくてゴツイ。別名ガメラ)も、大きいのがいた。近づいてくると、ツリ目で怖い。アオウミガメは、一度に視界に5匹目に入ったり。たぶん、いいことなんだろう。
海岸線には、うらやましいロケーションの建物がちらほら見える。

宿なのか家なのか。庭先からビーチに降りる道が見える所もある 。ほとんどプライベートビーチのように使えるのではないだろうか。しかし、サンゴが元気に再生中の海に徒歩1分なのはうらやましいが、冬の北風は寒いし塩害もひどいだろうな。アルミサッシも真っ白い粉を吹いて錆びるそうだ。

更に進むと、大井川河口だ。濁っている。

何も見えん。こういう所を泳ぐときの気分は、我慢、忍耐、つらい、情けないといったところだ。河口脇の消波ブロックに小さなサンゴが生えてる。

なにもこんな所にくっつかなくてもいいのに。
岩陰にキビナゴ?の小群。

濁っている。もっと居心地がいい場所も一杯あるのに。

さらに進むと、本日のハイライトの運天港だ。4000馬力のエンジンを積んだ、泳ぐ身からすると馬鹿でかいフェリーが(全長68m)通る航路を横切らないといけない。いやだなあ。ただし、15:30の最終便が過ぎれば大きい船の出入りはないことを確認してある。だから頭では「大丈夫」とわかるのだが、なんだかまるで悪いことをしているような心理状態に陥るのはなぜだろう。法的には問題ないと那覇海上保安本部の人が言っていたが、本当かい、という感じ。
ちょっと早く着きすぎたので、最終便のフェリーが来るのを待つ。

来た来た。

フェリーが通り過ぎるのを岩陰から覗き見る様子はテロリストか逃亡者みたいだ。通り過ぎてすぐ渡り始めたら、小さな漁船が来た。慌ててまた戻って、浅瀬でシュノーケリングするふりをしてやりすごす。気を使うなあ。漁船が見えなくなってから改めてコソコソ泳ぎだした。横断そのものに掛かった時間は2~3分だと思う。顔を上げたクロールで、常に左右を確認しながら一気に渡った。幸いなにも来なかった。水が濁っていて海底が全然見えなくて気味悪いことを除けば、何の支障もない。

古宇利大橋をくぐる。一般の方がこの橋の下を泳ぐこともあまりないだろうから、一応写真で紹介しておこう。

橋脚にくっついたヒトデとカニと、半透明のパイプ状のものはホヤなんだろうか。回りには塊状のハマサンゴがいっぱいある。橋の上からは浅瀬に黒い塊が一杯見えるはずだが、全部ハマサンゴだ。

古宇利大橋も越えて、そろそろ今日の行程は終わりだ。上陸する頃になると、上がった後にやることを頭で整理しながら泳ぐ。いろいろ雑多なことを頼む売店のオバちゃんにお土産のタコでもあったらいいなあと思いながら泳いでいたら、現れた。

タコクラゲ。おしい!
午後4時過ぎ、屋我地島着。

さて、上陸してから、予定のキャンプ地にいったら、重機が入っていた。

おれのキャンプ地はどこだ~。
ずっと向こうでもパワーショベルが動いているのが見える。

全部平らになってしまった。さらにその先まで歩いたら、工事区域の外に浜が残っていた。やれやれ。

荷物を下ろしたら、まずスマートフォンの充電だ。

朝満充電にしてからスタートするのだが、泳いでいる間は画面を一番明るくして(そうじゃないと見えない)海図を見たり写真を撮ったりするのでバッテリーが結構減るのだ。

次に、テントを張る場所だ。

・風が当たる(涼しい)
・平ら
・日陰

3条件を満たす場所を探して、ちょっと気になる草を抜き、砂を盛り、平らにする。さっきパワーショベルでやっていたことと同じか。違うか。とにかく完成。

画像中央の、ちょっと草がない所が我が家だ。整地で砂だらけなので海に浸って洗い落とす。ついでにマスクとかシュノーケルも一応海水で洗う。ブーツも脱いでサンダルに代える。洗ったのをそこら辺の木にかけて干す。テントを張る。そのころには、スマートフォンの充電が終わっている。

次は売店にいく。水浴びと、空になったモバイルバッテリーとサメ避けの充電を頼むのと、買い物だ。まず、外水道を借りて、大きなスーパー袋に水を一杯もらう。そして、水浴び場所が問題だ。

売店の裏。ダメである。こんなところで体を洗ったり着替えしてたら、迷惑どころか下手をしたら変態である。

最寄りの浜へ出る。

ここなら、ビニール袋のシャワーで水を浴びていても「変な人がいる」くらいで見逃してもらえると思う。手近な木にビニール袋を掛けて、泡で体を擦ってから、そこら辺の小枝で袋の底に穴を開ける。真水は気持ちいいなあ。

そうしてTシャツと短パンに着替えてしまえば、もはや気分は一般人である。弁当を買って食うなり、ブログを更新するなり、好きにすればよい。

ここ5~6日目は港の横断が続いて、周囲を見回しながら強めに泳ぐ時間が長かった。疲れた。明日は休養で、明後日は国頭村の浜までいく予定。

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